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母子家庭で私の決められた道
私の家は私が小学校5年生の時に親が離婚をし、母子家庭になりました。
名字は、当時私の3つ下の弟が「学校でいじめられるかもしれないからやだ」と言い変えずに今の今まで過ごしています。
母が新しい彼氏を作ったり別れたりとしていたので同じ市内で何回も引っ越しをしました。
その為、近所に仲の良い友達ができなかったので幼なじみがとても羨ましかったです。
母は、私たち二人兄弟を養う為に仕事を掛け持ちをし朝から夜中の3時くらいまで働いてました。
小学生高学年の私は、夜母と一緒に寝れない事がとても寂しく泣きながら寝たこともありました。
ですが、私たちの為に頑張って働いている事を知っていたので寂しい事は言わず我慢をしていました。
母の匂いのするパジャマを抱いて寝たこともありました。
中学3年生になって受験の時、進路をどうしようかとっても悩みました。
普通科の学校に通って、大学に行って楽しい学校LIFEを送りたいなんて思ってました。
ですが、私の家は母子家庭だし私には弟がいます。
男の子は、ちゃんとしたところに就職をした方がいいと思ったし高校卒業して大学か専門学校に行った方がいいと思いました。
二人も大学か専門学校に通わせるのは大変だなと中学生ながらに考えた私は、高校卒業後に就職率が一番高い7学科もある専門学校に行くことを決めました。
その中で、就職に一番有利だと思った商業科に志願し見事受かりました。
最初は家計の為に、就職率の高い学校と選びましたが自分にとって一番合っている道だなと思いました。
高校卒業後に第一志望だった会社にも就職ができ、良い社会勉強ができてると思います。
これからは、一番苦労掛けた母に孝行をしっかししていきたいと思います。